【インプラントにチタンが使われるのはなぜ】
皆さんこんにちは!
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インプラントとは「埋め込む」という意味で、歯が失われた一の顎の骨にチタン製の金属を埋め込みその上に人工歯を取り付ける治療方です。
インプラントは主に3つのパーツから成り立っており構造はシンプルです。
上から順に、土台の上に被せる人工歯「人工歯冠」
上と下をつなぐ「アバットメント」、そして顎の骨につなぐ「インプラント体」という構造になっています。
インプラントにチタンを使う理由
チタンとは?
チタンの主な特性は、軽量で強度が高く、錆びないことです。
また、チタンは「人に優しい金属」とも呼ばれています。
その理由はアレルギー反応が起こりにくく、他の金属と比べて有毒性が少ないためです。
さらに銅、鉄、アルミニウムと比べて高温でも溶けにくいという特徴もあります。
歯とくっつく特性がある
通常、人の体に異物が入ると、体はそれを排除しようとします。
しかしチタンは異なります。
チタンの表面には膜があり、その膜は骨と結合する特性を持っています。
チタン製インプラントの4つのメリット
①しっかり噛める
チタンは骨と結合する特性があるため、インプラントは顎にしっかりと固定されます。
その結果、噛む力は天然の歯と変わらないと言われており、食事も美味しく楽しめます。
②外れない
インプラントは、くしゃみをしたり大きく口を開けて笑ったりしても、
しっかり固定されて外れる心配がありません。
そのため、人前でも周囲を気にせず過ごせます。
③見た目が自然
インプラントは審美性に優れており、自然な見た目で美しく仕上げることができます。
外から見えるのは人工歯の部分だけです。
人工歯の素材、色、形は自分の好みに合わせて選ぶことができます。
④まわりの歯に負担がかからない
インプラントは、歯のない部分に独立した1本の歯を作ることができます。
そのため、周囲の歯の優しい治療法と言えるでしょう。
ブリッジや入れ歯の治療では、周囲の歯を削って人工歯を取り付けたり
器具を引っ掛けて固定するため、周囲の歯に負担がかかることがあります。
チタン製インプラントの3つのデメリット
①メーカーにより差がある
どのメーカーも基本的にチタン製で細長い円柱形のインプラントを流通させています。
しかりインプラントメーカーは世界中に存在し、国内でも30社以上、
国内外を合わせると何百社もあります。
安さだけにとらわれると品質が落ちる可能性があるため、
歯医者さんにどのメーカーのインプラントを使用するか質問し、納得できるメーカーを選びましょう。
②金属アレルギー
チタンは他の金属に比べてアレルギー反応を起こしにくいとされていますが、100%安全というわけではありません。
ごくまれにチタンによる金属アレルギーは発生することがあります。
そのため、必ずチタンアレルギーがないか検査を受けましょう。
③インプラント周囲炎
インプラントはメンテナンスを怠ると「インプラント周囲炎」になる可能性があります。
インプラント周囲炎になると、初期段階ではインプラント周辺に痛みや腫れ、出血などの症状が現れます。
次第に粘膜の炎症が進行し、インプラントを支える骨が溶け出し、
最終的にはインプラントが抜け落ちてしまうこともあります。
インプラント治療に使用されるチタンは体に優しく、安全性が高いものですが、
金属アレルギーのリスクが完全にないわけではありません。
チタンのメリットとデメリットをしっかり理解し、それを踏まえて治療を受けるか判断しましょう!
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