【虫歯にならない甘い糖？】
皆さんこんにちは！
「虫歯を予防するために甘いものは全部だめなんですか？」
皆さんはどう思われますか？
答えはノーです！
甘い＝虫歯になりやすいというのは間違った考え方で、甘いものでも虫歯になりにくかったり、甘いものでも虫歯になりにくかったり、甘いと思っていないものでも虫歯の原因になったりするものがあります。
甘いものは虫歯になりやすいというイメージ自体が間違っているわけではありませんが、甘いものが全て虫歯になりやすいわけではありません。
そして、はちみつもまたその一つなのです。
虫歯の主な原因となるのは、砂糖（ショ糖）・ブドウ糖・果糖です。
砂糖（ショ糖）はブドウ糖と果糖が統合した二種類と呼ばれており、これが虫歯に最もなりたすい糖だと言われています。
ブドウ糖や果糖を単体で食べても虫歯のリスクはありますが、砂糖（ショ糖）よりはやや低くなります。
はちみつの主成分はブドウ糖・果糖ですのでこれだけ聞くと「砂糖（ショ糖）よりだけど虫歯になりやすいのでは？」と思いますが、はちみつには優れた抗菌・抗炎症作用が備わっています。
さまざまな議論が交わされている中ではありますが、はちみつが持つその抗菌作用で虫歯が減少したり、歯石がつくられにくくなったりという研究報告もされているのです。
さらにはちみつはビタミン・ミネラル・アミノ酸・ポリフェノール・・・と糖分意外にもさまざまな栄養素が含まれています。
一言に“はちみつ”といってもいろんな種類がありますので、興味のある方はこれを機にぜひ調べてみてください。
もちろんはちみつばかり食べていれば虫歯になってしまいますが、同じ甘いお菓子を食べるのであればキャンディーやチョコレートなどの砂糖（ショ糖）たっぷりの食品ではなく、はちみつを使った手作りのお菓子を食べる方が良いでしょう。
ただし注意して頂きたいたいのは、市販されているはちみつの中には純粋なはちみつだけでなく、人工的に糖を添加しているものもあります。
必ず裏の表示成分を確認してから購入するようにしましょう。
また、はちみつにはボツリヌス菌が混入していることもありますので、1歳未満の子供には絶対に与えないようにしてくださいね。
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