【耳が痛いのに原因は口内炎?!】
皆さんこんにちは!
耳が痛くて病院へ行っても、耳には異常がなく
原因がわからないことがあるかもしれません。
もしかするとその原因不明の耳の痛みは、口内にできた口内炎が原因の場合があります。
耳の構造の一つである外耳道という場所には三叉神経の枝が通ってます。
この三叉神経の枝は、舌の後ろ側や舌のした、歯と同じ枝が通っています。
実際には耳に何らかの疾患や異常があるわけではないのにも関わらず、
同じ三叉神経の枝がある部分に炎症や痛み、口内炎や扁桃炎が起こることで
耳が痛いと感じてしまうことを「放散痛」と言います。
耳の構造の一つである中耳道は、喉と耳菅を介してお口の中と間接的に繋がっています。
口内炎が起こる原因の一つにウイルスや細菌の繁殖・感染があります。
お口の中のウイルスや細菌が繁殖・感染している状態でなおかつ。
中耳道内に移動して炎症を起こすと「中耳炎」となり耳が痛くなってしまいます。
耳下腺は唾液を生産する組織の一つで耳の下に存在します。
耳下腺で作られた唾液はステノン管という管を通ってお口の中に唾液を分泌させます。
お口の中にウイルスや細菌が繁殖すると、ステノン管を通じて
耳下腺にウイルスや細菌が流れ込んで「耳下腺炎」となり耳が痛くなってしまいます。
放散痛は耳の痛みの原因となっている部分の治療や
神経を落ち着かせる治療などで治ります。
また放散痛は治療を行わなくても過敏になった神経が落ち着くことで
痛みが和らぐため、自然と治ることもよくあります。
口内炎が原因で起こる放散痛の場合、口内炎の治療を行うとすぐに治ります。
しかし中耳炎や耳下腺炎の場合、耳の痛みの原因となるウイルスや細菌をなくす必要があるため、
抗ウイルス薬や抗生物質を使って治療しなくてはなりません。
口内炎が心配な場合は歯科で見てもらうことができます。
誤って噛んでしまうことや、入れ歯によってお口の中の粘膜が傷ついてしまい、
口内炎ができることもあります。
長い間歯医者さんでメンテナンスを行なっていないと、
知らない間にこういったトラブルを引き起こしている可能性があります。
また、なかなか治らない、繰り返す口内炎には注意しましょう。
歯の着色が気になる方は定期的に当店でお手入れしましょう♪
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