【テトラサイクリン】
皆さんこんにちは!
歯の色がグレー色や縞模様などが出ていて気になっている方はいませんか?
もしかしたらテトラサイクリンというお薬の影響かもしれません!
テトラサイクリンは「テトラサイクリン系に属する抗生物質」のことです。
菌の増殖を抑える働きがありますが、いろんな種類の菌に効果が見られることから多用されていた時期があります。
ただ歯の着色の報告が挙げられてからは妊婦や12歳までのお子様への処方はやむを得ない状況を除き、避けられうようになっています。
現在でも肺炎やにきび治療薬としても使用されています。
■なぜ歯に色がつくのか
お薬に蛍光粒子が含まれていて、歯を作る時期にテトラサイクリン系のお薬を服用すると
歯の中に蛍光粒子が取り込まれ、象牙質に着色を起こします。
また、蛍光粒子が紫外線によっても変色してくるので、生えたての時には気になっていなくても
徐々に歯の色がきになってくるという方もいらっしゃいます。
この場合、唇により紫外線をさえぎられている部分とそうでない部分に分かれるため、
唇に一致した線が歯全体ででてくるのが特徴です。
テトラサイクリンの歯の状態は薬の種類や時期によって出てくる場所は変わってきます。
色は淡い黄色や濃いオレンジ色、黒に近い場合もあり、縞状に色が出てくることもあります。
また左右対称に現れますが、お薬を飲む時期によっては6歳臼歯のみに出てくるということもあります。
場合によってはエナメル質形成不全を伴うこともあります。
歯を少しでも白くするためにはやはりホワイトニングが必要です!
もちろん個人差はございますが、テトラサイクリンの方でも
当店でホワイトニングは可能です♪
歯の着色、汚れを落として少しでも綺麗な歯にしましょう!!
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