【歯の溝が深いと虫歯になりやすい理由】すすきの/ホワイトニング

皆さんこんにちは!

ホワイトニングサロン札幌店です☆

 

※転載禁止※

 

奥歯の噛む面には、複雑な溝があり、この溝を小窩裂溝といいます。

山と谷のような形状で食べ物をすりつぶすのに役立ちます。

 

この溝の深さは、人によって大きく異なります。

浅い人もいれば、非常に深い人もいます。

これは遺伝的な要因で決まることが多く、生まれつきの歯の形です。

 

深い溝は、幅が狭く底がみえないほど深いこともあります。

中には底が完全にくっついていて、わずかな隙間しかない場合もあります。

 

このような深い溝は、虫歯の好発部位です。

奥歯の虫歯の多くは、この溝から始まります。

 

歯の溝が深い人が虫歯になりやすい理由は複数あります。

 

第一に歯ブラシの毛先が届かないことです。

歯ブラシの毛の太さは約0.2ミリですが、

深い溝はそれより狭いことがあります。

どんなに丁寧に磨いても、物理的に毛先が底まで届かないのです。

 

第二に食べかすや歯垢が溜まりやすいことです。

食事をすると、食べ物の細かい粒子が溝に入り込みます。

深い溝ですは、これが詰まったまま出てきません。

 

第三に、唾液の自浄作用が働きにくいことです。

唾液には口腔内を洗浄する作用がありますが、深い溝の底には唾液が届きにくいです。

 

第四に虫歯菌が繁殖しやすい環境になることです。

溝の中は酸素が少なく、湿度が高く、栄養源があるという

虫歯にとって理想的な環境です。

 

これらの要因が重なり、溝の底で虫歯菌が繁殖し

酸を産生して歯を溶かします。

 

歯の溝が深い人への最も効果的な予防法の一つがシーラントです。

シーラントは奥歯の溝をプラスチックの樹脂で埋める予防法です。

溝を物理的に塞ぐことで、食べかすや虫歯菌が入り込むのを防ぎます。

 

特に子供の6歳臼歯や12歳臼歯に対して、生えてすぐ施術することが推奨されます。

虫歯になる前に塞ぐことで、高い予防効果が得られます。

 

シーラントは子供専用の処置ではありません。大人でも有効です。

溝が深く、虫歯を繰り返している大人の場合、

シーラントにより予防効果が期待できます。

特に新しく生えた親知らずの溝が深い場合などに有効です。

 

溝が深い人は、通常の歯磨きに加えて、特別な工夫が必要です。

タフトブラシという先が細くなった小さな歯ブラシを使用します。

これにより、通常の歯ブラシでは届きにくい溝や隙間を磨けます。

 

奥歯の溝を意識して、タフトブラシの毛先を溝に押し当てるようにして磨きます。

ただし、力をいれすぎないよう注意します。

 

溝が深い人は食生活にも注意が必要です。

 

粘着性の高い食べ物は、溝に詰まりやすいでしょう。

キャラメル、ガム、餅、ドライフルーツなどは控えめにしましょう。

 

食事の回数を減らし、ダラダラ食べをしないことも大切です。

 

虫歯にならないよう今日からできる限り意識していきましょう!

 

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