【永久歯は一生物、抜けたらどうなる?】
皆さんこんにちは!
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私たちの口の中には、人生で2回しか生えてこない大切な歯があります。
それが永久歯です。乳歯が抜けた後に生えてくる永久歯は、
文字通り、一生涯にわたって私たちの生活を支える重要な器官です。
しかし、現代社会では虫歯や歯周病、外傷などによって永久歯を失う人が少なくありません。
「歯が1本くらい抜けても大丈夫」と軽く考えがちですが、
実際には永久歯を失うことは想像以上に深刻な問題を引き起こします。
永久歯の構成と機能
永久歯は通常成人で28本から32本が生え揃います。
前歯から奥歯まで、それぞれ異なる形と機能を持っています。
中切歯と側切歯は食べ物を髪切る機能を犬歯は食べ物を引き裂く機能を担っています。
小臼歯は食べ物を押しつぶし、大臼歯は食べ物をすりつぶす機能を持っています。
これらの歯が連携することで、様々な食品を効率的に咀嚼することができます。
永久歯の構造的特徴
永久歯は外側から順に、エナメル質、象牙質、歯髄という三層構造になっています。
エナメル質は人体で最も硬い組織であり、外部からの刺激から歯を保護しています。
象牙質はエナメル質の下にあり、歯の大部分を占めています。
最も内側の歯髄には神経や血管が通っており、歯の栄養を供給し、痛みを感じる機能を担っています。
永久歯の根は乳歯よりも長く、顎の骨にしっかりと固定されています。
この強固な固定により、一生涯にわたって強い咀嚼力に耐えることができるのです。
永久歯が抜けることによる直接的な影響
咀嚼機能の低下
永久歯が抜けると、最も直接的に影響を受けるのが、咀嚼機能です。
歯を1本失うだけでも、咀嚼効率は大幅に低下します。
特に奥歯を失った場合、食べ物をしっかりと噛み砕くことが困難になります。
咀嚼機能の低下により、硬い食品や繊維質の多い食品を避けるようになり、
食事の選択肢が限られてしまいます。
これは栄養バランスの偏りを引き起こし、全身の健康にも影響を与える可能性があります。
発音機能の障害
歯は発音において重要な役割を果たしています。
特に前歯を失うと「サ行」「タ行」「ナ行」「ラ行」などの音の発音が困難になります。
発音の問題は日常的なコミュニケーションに支障をきたし、社会的な職業生活に影響を与える可能性があります。
人前で話すことに自信を失い、社会参加を避けるようになる場合もあります。
審美性の悪化
永久歯、特に前歯を失うと、見た目に大きな影響を与えます。
歯が欠けている状態は、笑顔の美しさを損ない、第一印象に悪影響を与える可能性があります。
現代社会では、美しい笑顔は社会的成功の重要な要素の一つとされています。
歯の欠損により、人前で笑うことを躊躇したり、口元を隠すような仕草をするようになったりする人も少なくありません。
これらの変化は、自信の喪失や社会的な引きこもりの原因となることもあり、
心理的な健康にも深刻な影響を与える可能性があります。
永久歯は文字通り、一生涯にわたって私たちの生活を支える重要な器官です。
1本の歯を失うだけでも、咀嚼機能の低下、発音障害、審美性の悪化など
様々な問題が生じます。
さらに残った歯への負担増加、顎関節症への影響、全身の健康への影響など
永久歯を失うことの影響は想像以上に深刻で広範囲に及びます。
毎日の適切な口腔ケア、定期的な歯科検診、生活習慣の改善により
永久歯を一生涯にわたって健康に保つことができます。
永久歯の価値を正しく理解し、大切に守っていくことが、
豊かで健康な人生を送るための重要な要素なのです。
もちろん歯の着色も同じです。
当店では永久歯が生えてきた時の本来のお色までお戻し可能です!
黄ばみが気になる方は当店へお越しください♪
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