【乳歯の役割とは?】
皆さんこんにちは!
子供の乳歯が生えたり、それが永久歯へ生え変わったりすることは、
子供の成長を感じられ、親御さんは嬉しい気持ちになりますよね!
その一方で、虫歯予防や歯並びの改善について、どんな点に着目すべきか気になっている方もいるかもしれません。
乳歯の役割と永久歯の違いとは?
乳歯は永久歯ができるまでのサポート役
どうして子供のうちから永久歯が生えてくることはなく、乳歯と永久歯があるのでしょうか?
私たちの体にまず乳歯が生え、その後永久歯に生え変わる理由は二つあります。
それは永久歯ができるまでに時間がかかること、そして栄養摂取が必要ということです。
永久歯ができるまでには、5年以上の長い年月がかかります。
しかし、永久歯ができる時期まで母乳やミルクだけで栄養をとるわけにはいきません。
母乳やミルクだけでは子供の成長に必要な栄養が不足してしまうからです。
これらの理由から、永久歯ができる時期までの食事をサポートするために乳歯が生えてくるのです。
乳歯は永久歯に比べて小さく薄い
乳歯は永久歯ができるまでに働く補助的な歯といえます。
そのため、永久歯ほど丈夫にできていません。
歯の内部は表面から3構造でできていますが、乳歯も同じ3構造でできています。
ですが、乳歯のエナメル質や象牙質の厚さは永久歯の半分程度しかありません。
あえて薄くし、子供の成長に合わせてすり減ることができるようになっているのです。
さらに、乳歯の歯並びは隣の歯と隙間があるのが一般的です。
これは乳歯より大きな永久歯が生えた時に歯が綺麗に並ぶよう、スペースが必要なためです。
乳歯の時期から気をつけた方が良いこと
子供の歯を虫歯にしないためには、正しいお口のケアと食生活を意識することが重要になります。
乳歯の時期に行うセルフケア
乳歯が生えてきたら、まずは歯磨きの練習をするようにします。
子供を親御さんのひざの上にあおむけで寝かせ、かーぜや綿棒で歯の表面を拭うことから始めていきましょう。
このケアに慣れたら、今度は子供用の歯ブラシで、歯の表面を触る練習を行い、少しずつ実際に歯磨きができるようにします。
歯ブラシにも慣れてきたら、徐々に歯を磨く回数を増やし、食後の歯磨きが習慣になるようにします。
毎食後に行うことが難しい間も、寝る前にはしっかりと仕上げ磨きをしてあげましょう。
乳歯が生え変わる時期と注意点
永久歯が生え始めるのは6歳頃です。
以前は20本ある乳歯の後ろに永久歯が4本生え始めるのが一般的でした。
しかし最近は、先に下の前歯の永久歯が生え始めることも多いといいます。
9歳から12歳までに乳歯から永久歯への生え変わり、さらに奥の4本の永久歯が現れて永久歯の歯並びが完成します。
人によっては、20歳になる頃にさらに奥歯が4本生える場合もあります。
乳歯と同様に永久歯への生え変わりも個人差が大きいため、生え変わりの時期について過度に心配する必要はありません。
永久歯に生え変わる時期は、虫歯ができやすい時期でもあります。
特に乳歯の奥に生えてくる永久歯は、奥にあることに加え、歯の上に歯茎が被っている期間が長くなるため、
歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすいのです。
そのため、乳歯から永久歯に生え変わる時期にはお口のケアと食生活により配慮することが必要です。
子供の歯の変化には成長が感じられる一方、「虫歯にならないか」「歯並びは大丈夫か」など心配もつきまといます。
歯の生える時期や生え変わりの時期は個人差があるため、過度に心配する必要はありません。
一方で、虫歯を未然に防ぐためのお口ケア、食生活の改善には親御さんが細心の注意を払ってあげるようにしましょう。
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