【歯磨き粉と歯磨きジェル】

みなさんこんにちは!

ホワイトニングサロン札幌店です♪

 

 

歯磨き剤といえば、チューブに入った白い歯磨き粉が一般的ですが、近年は歯磨き剤の性状もジェルタイプや液体タイプなど種類が豊富になってきています!

 

今回は歯磨き粉と歯磨きジェルの違いについてご紹介していきます!

 

◯成分の違い

歯磨き粉はある程度硬さがある白いペースト状であるのに対し、歯磨きジェルは透明で柔らかいのが特徴です。この色の違いには発泡剤と研磨剤の2つの成分が関係します。

 

歯磨き粉と歯磨きジェルの成分の違いは簡単に言うと

◉研磨剤と発泡剤が含まれるもの=歯磨き粉

◉研磨剤と発泡剤が含まれないもの=歯磨きジェル     です!

 

この研磨剤と発泡剤にはどんな効果があるのかも併せてご紹介します!

 

研磨剤(清掃剤)

歯の表面についた歯垢(プラーク)や着色汚れを細かい研磨剤の粒子で落としやすくする働きがあります。

 

主な成分は

・炭酸カルシウム

・リン酸水素カルシウム

・無水ケイ酸

などがあり、歯磨き剤の成分表示では「清掃剤」という部分に記載されています。

 

汚れを取れやすくする働きのある研磨剤は、粒子によって歯や歯茎を傷つけてしまう場合があります。

しかし近年は粒子が非常に細かく、歯や歯茎にも優しい「低研磨性」の歯磨き剤も多く販売されています。

 

発泡剤

歯磨き剤を泡だて、お口の中に歯磨き剤の成分を行き渡らせ、歯垢などの汚れを落ちやすくすることが発泡剤の役割です!

 

しかし発泡剤の泡立ちはすぐにうがいしたくなるため磨く時間が短くなる原因となり、かえって汚れ落ちが悪くなることが指摘されています。

 

◯使用目的

歯磨きジェルには発泡剤や研磨剤が含まれないので、歯や歯茎にやさしい歯磨き剤として注目されています。

また、歯磨きジェルはやわらかいため成分が歯にまとわりつきやすく、歯の細かい間にまで入っていきます。

虫歯や歯周病の原因となる歯の汚れやプラークは、歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスの擦る力でしか取り除くことができません。汚れを落とすだけなら歯磨き剤を使用する必要はないのです!

では歯磨き剤に何を期待するのかといえば、フッ素などの薬用成分の効果です。

これらの成分を口全体に行き渡らせ、歯や歯茎に密着させられるのが歯磨きジェルです。

 

一方で、歯磨き粉にも歯磨き粉の良さがあります。

歯磨きジェルにも「着色汚れが落ちにくい」という弱点があります。

歯の汚れや黄ばみをできるだけ防ぎたい場合は、研磨剤の配合された歯磨き粉の方が、着色汚れの予防に効果的です。

歯磨き粉を使用する場合は、粒子の細かい低研磨性のものを選ぶと良いでしょう♪

 

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