【発泡剤にだまされるな！本当に効果的な虫歯予防】
皆さんこんにちは！
良かれと思ってやっていた習慣が、実は逆効果だった・・・という経験はありませんか？
「歯磨き」に関しては、この誤った認識を正しいと思い込んで続けているケースが非常に多くあります。
毎日のブラッシングが間違っていると、歯やお口の健康にとっては大きなマイナスです。
お口の健康を作るために、まずはブラッシングの正しい知識を身につけましょう！
歯磨き粉に含まれる発泡剤は何のために入っているの？
普段気にすることはないと思いますが、市販の歯磨き粉のほとんどには「発泡剤」が入っています。
発泡剤が入っている理由は、泡立ちをよくするためです。
お口の中でよく泡立つことで、汚れを落とす手助けをしてくれます。
また、泡立つことで「磨いた時の爽快感を得やすい」「隅々まで歯磨き粉が行き渡りやすい」と言った特徴もあるようです。
一括りにされがつな発泡剤ですが、その中には様々な成分が入っています。
市販の歯磨き粉で多く使用されているのは、「ラウリル硫酸ナトリウム」です。
過去には危険な成分として問題視されたこともありましたが、
歯磨き粉に含まれているのはごく微量なので気にする必要はありません。
発泡剤の2つのデメリット
「安全性」という点では問題がない発泡剤ですが
「虫歯予防」という観点ではデメリットもあります。
第一に、「しっかり磨けた」と錯覚しやすいことです。
発泡剤が入っていると軽くブラッシングしただけで泡が立ち、爽快な気持ちになるので、
短時間で歯磨きを終えてしまう方が少なくないようです。
もう一つは泡立ちが強いことで口をしっかり濯ぎたくなり、「フッ素」が歯質に吸着されません。
十分に取り込むためには、できるだけ水で流されないことが大切なのです。
フッ素には再石灰化を促し、歯質を強化する働きがあります。
また、細菌の繁殖を抑える効果もあるので、虫歯予防におすすめです！
「ゆすぎ」はできれば1回に
せっかくフッ素入りの歯磨き粉を使っていてもゆすぎすぎてしまうと十分な効果が得られません。
医院でフッ素塗布を受けたりしているのに虫歯予防になってしまうという方は、
ゆすぎすぎが原因かもしれません。
発泡剤の爽快感い騙されることなく入念にブラッシングしを行い、
歯磨き粉のゆすぎはできれば1回にとどめておきましょう！
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