【先天性欠如歯の原因】
皆さんこんにちは！
先天性欠如歯とは？
歯の数が足りない「先天性欠如歯」
本来、乳歯は上下合わせて20本、永久歯は後から生えてくる親知らずを除くと28本あります。
しかし、何らかの原因で生まれつき歯が足らないことを
「先天性欠如歯」と言います。
現代では10人に1人の子供が当てはまると言われています。
しかし、子供や親御さんは気づかず、歯医者さんや学校の歯科検診で初めて知るというケースも少なくありません。
先天性欠如歯の原因
歯の成り立ちは、歯胚と呼ばれる歯の芽となる細胞が形成されるところから始まり、
永久歯の歯胚は胎生3ヶ月半頃から形成されていきます。
先天性欠如歯は、この歯胚が何らかの理由で作られないことが原因と言われています。
歯胚ができない理由としては遺伝、感染、妊娠中の薬の副作用や栄養不足、
外傷など諸説ありますが、はっきりしていないのが現状です。
また、食生活の変化によって顎の大きさが退化し、歯の数も減っているという説もあります。
しかし、明確な因果関係はわかっておらず、予防することはできないとされています。
先天性欠如歯や欠損歯で困ること
先天性欠如歯の他に、外傷や虫歯、歯周病など後天的理由で歯が抜け
欠損歯となってしまうケースがあります。
歯が足らない状態になると、噛み合わせやすきっ歯
残っている他の歯に負担がかかるなど問題が生じます。
また、まれに多数の歯が足らないこともあり、食事が困難になるケースもあります。
その他、見た目が悪くコンプレックスを抱えてしまう方もいます。
先天性欠如歯があった場合
歯医者さんへできるだけ早く相談
永久歯が歯茎の中で育ち始めると、その場所にある乳歯の根が永久歯により圧迫吸収され抜け落ちます。
しかし、永久歯が欠如していると乳歯の根が吸収されず、
大人になっても乳歯が残ることがあります。
治療の一環として、この乳歯をできるだけ長持ちするようケアします。
しかし、乳歯は永久歯よりも歯根が短く弱いため、30~40代で抜けてしまうことがほとんどです。
先天性欠如歯や欠損歯で、歯が足らない状態を放置すると危険です。
欠如している部分に両隣の歯が倒れてくる、向かい合う歯が伸びて噛み合わせが悪くなる、
歯並びが悪く歯磨きがしにくい、食事への影響など様々なもんだが生じます。
少しでも気になることがあれば歯医者さんへいきましょう！
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