【味覚と唾液】
みなさんこんにちは♪
私たちは、味蕾(みらい)という舌や上顎にある「味を感じる」器官を通して
味を感じています。
味が味蕾に到達するには、食べ物の味を構成している物質が
唾液に溶け込んではじめて届きます。
そういった意味で唾液は味覚を感じるには欠かせないものということですね♪
もし唾液が少ないと味わいが味蕾に届かないだけでなく、
味蕾の部分の潤いが減って、摩擦で炎症を起こしてしまい
味を感じにくくなることもあります。
さらに味蕾が働かなくなってしまったり、味蕾自体が無くなってしまったりすると
食べ物の本来の味がわからなくなる「味覚障害」になってしまう可能性があります。
私たちは主に「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「うま味」といった
5つの味を複雑に感じながら食事をしています。
舌の炎症によって特に起こりやすい味覚障害は「塩味」であり、
「酸味」と混同しやすくなってしまうそうです!
もう一つ唾液には強い刺激のある味を緩和する働きもあります。
辛いものや酸っぱいものを食べた時、刺激を緩和してくれているのです^^
病気やその他の原因で分泌される唾液の量が減っているときに、
刺激の強いものを摂取すると、その刺激がダイレクトに伝わってしまい、
痛いとまで感じてしまうことがあるのは、このためです。
また、唾液の量や質も味を左右します。唾液の分泌は交感神経と副交感神経の
「自律神経」によって制御されています。
唾液がたくさん出るのはリラックスした状態の「副交感神経」が優位のときで、
水分も多くサラサラした唾液が分泌されます。この状態であれば、良質な唾液が
口の中にたっぷり行き渡っているので、食べ物も美味しく頂けます。
逆に、緊張度が高いと「交感神経」優位となるため、ねばねばとした唾液が
分泌され、量も少なくなります。
いわゆる「緊張してご飯が喉を通らない」状態ですので、美味しい食事も
味を十分に楽しむことができません。
心理的な原因以外に唾液が少なくなる原因として、
噛む回数が少ない・噛む力が弱い、口呼吸、薬による副作用などがあります。
この中でも「食事の時によく噛まずに飲み込んでしまう」ことは
今からでも改善できることですね!
よく噛むことにより、食べ物が細かく砕かれるだけでなく、
唾液の分泌が促され唾液の消化酵素であるアミラーゼが糖質を分解し、
より体内に吸収しやすい状態になります^^♪
みなさんの唾液はしっかり出ていますでしょうか?
お口の健康は体の健康につながりますので、ぜひ一度ご自身のお口の
状態にも意識を向けてみてはいかがでしょうか♪
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