【歯の銀行】

みなさん、こんにちは!

ホワイトニングサロン札幌店です^^

 

 

一生自分の健康な歯を維持して生活したいと思っていても、

歯周病や虫歯など、様々な理由でやむを得ず歯を抜かなければならない状態に

なることもあります。

以前は抜いた歯は医療廃棄処分されていましたが、現在は自分の歯を

移植できるように歯を冷凍保存しておく「歯の銀行」というものが存在します。

 

「歯の銀行」は2004年に広島大学で開発されました。

 

歯の移植治療自体は今までにもありましたが、

それは抜歯後1時間以内に処置しなければいけないものでした。

 

しかしこの「歯の銀行」はもしものときのために、歯をあらかじめ

預けておくことができます。

そして"もしも"のときが来た場合、歯の移植が可能なのです!

まさにお金を銀行に預けるのと同じ感覚ですね。

 

 

歯の保存は原則として健康な状態の「小臼歯」と「親知らず」で、

歯の根っこの周りの組織(歯根膜)が機能している状態でなければ

なりません。

 

食品の鮮度を保つために使用されている-150°Cの冷凍庫で

保存しておくようです。

 

移植後はしばらくいろいろな注意が必要だそうですが、

1年ほどで歯ごたえを感じながら食事を楽しめるようになるそうですよ♪

 

 

歯の銀行を利用した歯の移植の最大のメリットは、

歯根膜の組織から神経や血管が再生することで元の歯と同じように

"かみごたえ"が約7割程度よみがえることだとされています。

 

 

保存した親知らずは形を整えて小臼歯や奥歯に、

小臼歯は下の前歯以外の歯に代用する事が可能であるそうです!

 

まだ一般的な治療方法ではないかもしれない歯の銀行(ティースバンク)ですが、

近い将来、「歯は、銀行に預けるもの!」というのが常識になる日が

訪れるかもしれませんね^^

 

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