【歯石について】
皆さんこんにちは!
歯磨きしていてもいつの間にかできてしまう歯石には、
黒い歯石と白い歯石があるのをご存知でしょうか?
それは歯茎の上にできるか、下にできるかによって違いがあります。
歯茎の上にできる歯石(歯肉縁上歯石)
歯茎よりも上の部分にできる歯石のことを歯肉縁上歯石と言います。
唾液とカルシウム成分が結びついて歯垢が石灰化して硬くなります。
これが歯に付着しているのが歯石です。
歯の歯茎よりも上の部分は硬いエナメル質に覆われているため、
歯茎より上にできた歯石は専用の機具を使うことで比較的取り去ることが容易です。
歯茎の下にできる歯石(歯肉縁下歯石)
歯茎よりも下の部分にできる歯石のことを歯肉縁下歯石といいます。
歯茎よりも下に出来る歯石は、歯と歯茎の間の抽出液とカルシウム成分が結びついて
歯垢が石灰化して硬くなります。
歯茎の上にできる歯石と違って、歯茎の下にできる歯石は
茶色や黒っぽい色をしています。
歯肉の内側にありますので、取り去るのが難しい歯石です。
毎食後、丁寧に歯磨きをしていても歯石が溜まってしまうことがあります。
歯と歯の隙間なども気をつけて磨いているのに本当に不思議だと思います!
実は歯石は、歯茎の上にできるか下にできるかで異なります。
歯石は歯垢が石灰化して出来るのですが、歯垢は単に磨き残しの汚れではなく、
歯垢の90%以上が細菌です。
虫歯菌や歯周病菌の塊が歯垢ですので、歯垢は絶対に歯から取り除かなければなりません。
歯石ができないようにする方法
歯周病予防のためには歯垢、歯石を除去してお口の中から歯周病菌を減らすことが重要です。
1,歯磨きとデンタルフロス
歯石は歯垢が固まったものですので、まずセルフケアで
歯垢を歯からできる限り除去することが必要です。
歯面の汚れは歯ブラシで落とせますが、歯と歯の間や歯と歯茎の溝は歯ブラシの毛先が届きにくいため
ブラッシングでは落としにくい場所です。
そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを使って汚れを綺麗に落としましょう。
デンタルフロスを使ったことのない方は、まず糸ようじと呼ばれる、
軸のついたものを使ってみましょう。
糸巻きタイプの方がよく汚れが取れますので、少しずつ練習して
糸巻きタイプのデンタルフロスを使えるようになるのが理想です!
2,歯科でのクリーニング
セルフケアでは落としきれない歯垢や歯石を取り除くのが歯医者で行うクリーニングです。
歯と歯の間や、歯並びが悪くて歯が重なっている部分、そして歯と歯茎の溝は
特に歯垢や歯石がたまりやすい場所です。
これらの場所に、専用の器械を使ったアプローチして、
汚れを綺麗に取り去り、歯の表面を磨いて歯垢がつきにくい状態にします。
歯周ポケット内の黒い歯石は、歯周病の発症にダイレクトに結びつきますので、
定期的にクリーニングが必要です。
できるだけ歯石ができないようにセルフケアなどでお口のケアを行いましょう♪
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