【歯石はどうやってできるの?】
皆さん、こんにちは。
☆歯石はどうやって出来るの?
毎食後、毎日歯磨きをしているのにどうして歯石として溜まってしまうのか不思議ですよね。
歯の隙間も気を付けてしっかりと磨いているはずなのになあ、、なんて方は多いのではないでしょうか。歯石が出来る仕組みは歯茎の上に出来るか下にできるかで異なるのです。
・歯茎の上にできる歯石
歯茎より上にできる歯石を「歯肉縁上歯石」と言います。歯の裏側には唾液ができるところがあり、そこから出た唾液とカルシウム成分が結びつくことで歯垢が石灰化という、石のように固まる現象が起こります。これが溜まることで歯石となります。エナメル質で覆われているツルツルとした歯の表面にできるので、比較的除去しやすい歯石です。
・歯茎の下にできる歯石
歯茎より下にできる歯石を「歯肉縁下歯石」言います。唾液と関係する歯肉縁上歯石とは違い、歯と歯茎の間から染み出る浸出液というものとカルシウム成分が結び付き、歯石などが石灰化し固まってできる歯石です。褐色や黒っぽい色をしています。歯茎の下にこびりついているため、除去するのが難しく痛みもあります。
→歯垢が石灰化して歯石になるという基本形は同じです。「やっぱり歯垢が固くなっただけじゃないか!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、歯垢は磨き残しや汚れが固まったものではないのです!実は歯垢は汚れではなく、歯垢を作っている90%以上が虫歯菌や歯周病菌といった細菌なのです。
☆歯石が付着しやすいところとは?
◯下顎の前歯の裏側
下顎の前歯の裏側には唾液腺の開口部があり、唾液が出るところです。唾液は石灰化作用があるので、ここに歯垢が溜まっていると固まって歯石になりやすいのです。
◯上顎奥歯の表側
上顎の奥歯は歯ブラシがどうしても届きづらいところで磨き残しが多いところでもあります。まさに歯石を作るのには絶好の場所というわけです。意識してみがいても歯ブラシの毛先が届いてなければ磨き残しゼロというのは難しいですよね、、
◯出血しているところ
血液にも石灰化の作用があります。食べ物での傷や、歯周病などで出血しているところがあれば、その周辺も歯石が溜まりやすいので気をつけましょう。
歯石ができないようブラッシングでけではなく、デンタルフロスなどでプラスアルファのお手入れをしてみましょう♪
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