【力すぎていませんか?】
皆さんこんにちは!
就寝時や緊張している時など、気づかぬうちにしている「歯ぎしり・食いしばり」。
歯や顎に非常に強い力がかかり続けるため、放っておくと様々な悪影響を及ぼしてきます。
歯ぎしり食いしばりによってどんなことが起こってくるでしょうか?
・歯に与える悪影響
歯ぎしり・食いしばりは、体重以上の力を持続して歯にかけ続けます。
それにより、歯に亀裂が入ったり、欠けたり真っ二つに割れてしまうこともあります。
また、歯と歯肉の堺目の部分が欠けてしまい、知覚過敏や虫歯の原因になることもあります。
・歯を支える組織に与える悪影響
強い力がかかり続けると、歯を支えている組織にも大きなダメージが加わり、かむと痛みを感じたり、歯を支えている骨が下がりやすくなります。
・顎関節への悪影響
強い力でかみ続けることで、顎の関節やその周囲の筋肉にも症状が現れ、顎関節症を引き起こす原因になります。
症状としては、口の開け閉め時の雑音、口が開きづらい、顎の周囲の筋肉が痛む、というようなことが起こってきます。
また、頭痛や肩こりなどの症状が起こることもあります。
歯ぎしり・食いしばりは無意識に行っているのもですので、やめようと思ってもなかなかやめられるものではありません。
歯ぎしりや食いしばりはストレスが主な原因と考えられており、ストレス解消のために行われていると言われています。
歯ぎしりや食いしばりによるダメージから歯や周囲の組織を守るためには、歯科医院でマウスピースを作り、就寝時につけることをおすすめします。
また、寝る前はリラックスし、「歯ぎしりしない」と自己暗示することも効果的だと言われています。
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