【身近な動物の不思議な歯】
皆さんこんにちは!
人間も動物も「歯」は食べるために大切な役割を果たしています。
しかし身近な動物の中には、驚くような特徴を持つものも。
猫が餌を食べる時、頭を左右に振って食べ、周りに散らかしているのをみたことはありませんか?
「綺麗にたべなさい」と言いたいところですが、これは猫本来の肉食動物の動き。
猫は鋭い犬歯で獲物を捕え、奥歯で肉を引きちぎって食べてきました。
人間に飼われ、肉を引きちぎる必要がなくなった今もその習性が残っているのですね。
ここで疑問が一つ。「猫はどこで食べ物をすりつぶすの?」
猫は奥歯でちぎったらそのままゴクリと丸飲みです!
前歯はほとんど使ってないので、前歯でちぎり、奥歯ですりつぶす人間とはまるで違いますね!
うさぎの歯は生え変わることなく、同じ歯がなんと一生伸び続けるのです!!
ですがどこまでも伸び続けるわけではなく、繊維分を多く含んでいる
牧草などを咀嚼することにより、歯と歯が擦りあって摩耗し、ちょうど良い長さを保っています。
時には何も食べていなくても歯の長さ調節のためにもぐもぐすることもあるようです。
鳥の歯をみたことはありますか?
くちばしに隠れてなかなか見えませんが、実は「見えない」のではなく、1本も生えてないのです!
もちろん食べ物は全て丸飲みです。そんな鳥も一生に一度だけ歯を使う時があります。
それは「生まれてくる時」。くちばしの先についている小さな卵歯で硬い殻を破って孵化し、
次第に卵歯は消えてなくなります。
0本で生まれ成長とともに生え揃う歯を一生使い続ける人間とは正反対ですね。
動物によって歯は様々ですね^^
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