【歯とカルシウムの関係】
皆さんこんにちは！
「虫歯にならないようにしっかりカルシウムを摂っているんです！」
とおっしゃる方がいます。
歯の主成分はカルシウムですから、カルシウムを摂って歯を強く！
というお気持ちはわかるのですが、実はこれ「半分間違い」です。
大人になってからカルシウムをいくら摂っても、まず歯は強くなりません。
一旦出来上がってしまった歯はカルシウムの移動がほとんどないと言われています。
ですから大人になって歯が完全に出来上がってしまったあとはいくらカルシウムを摂取してもそれ以上に歯は強化されないのです。
しかし、良いこともあります！
もし体内のカルシウムが不足しても歯がもろくなることはありません。
歯の表面はエナメル質という血液の通っていない石のようなもので出来ているので大丈夫！
体内のカルシウムが不足した場合は骨からカルシウムが溶かされて利用されます。
ですが「歯ができる時期にカルシウムをしっかり摂らないと歯は強くならない」のです。
乳幼児期や歯の萌代わる時期は特にカルシウムを必要としますので、
しっかり摂取しなければいけません。
乳製品やお魚、お肉などしっかり食べて歯を強くしていきましょう♪
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